東洋医学の視点から考える

現代の国民病

多くの方が、程度の違いはあれ肩こりや腰痛でお悩みをお持ちです。
もっとも身近な国民病なんて言われ方もします。
マッサージや整体を受ける方も多いのではないでしょうか?
それで楽になってしまえば問題ありませんね。

当院にいらっしゃる方は、マッサージや整体を受けてもすぐに戻ってしまう方が多いです。

肩こり・腰痛の原因は何ですか?

東洋医学の視点から考える

体の歪み?筋肉?

肩こりや腰痛でお悩みの方はどうしても「筋肉」や「姿勢」「体の歪み」などを意識します。 実際にこり固まっている部分が気になるのは当然ですし テレビやネットで調べられる情報はその点に関して語られる事が多いです。 整体に行っても、骨盤の歪みがあると指摘されたりもするのではないでしょうか。

自覚のない肩こり腰痛?

では体が歪んでたり、筋力が衰えてる方が必ず肩こり腰痛で悩まされているのでしょうか? 決してそんな事はありません。 逆に、姿勢が良くて筋力も適度にある方でも、肩こりや腰痛で悩まされている方もいます。 姿勢が良いに越したことはないし、筋力もしっかりあった方が良いですが、そればかりが肩こり腰痛の原因にはなりません。

気のコリ、血のコリ

東洋医学の視点から考えれば、これらの肩こり腰痛は「気のコリ」や「血のコリ」として考えます。 肩や腰を巡っている経絡に変動があり、肩こり腰痛の症状が出ているのです。 特に「気のコリ」に関しては、触って特別硬くなっている訳ではないので揉み返しになりやすかったりします。

肩こり腰痛の原因

痛みや凝りは東洋医学的に考えれば 気血の変動によって起こります。

それは必ずしも筋肉や骨盤、姿勢の歪みによって出るものとは限りません。
お体全体を確認すると、皮膚の緩み、突っ張り感など 一見肩や腰にはなんの関係もなさそうな所に気血の変動として現れています。
どこに痛みがあるのか、どこに凝りを感じるのかも 重要になってきます。
一口に肩や腰といっても範囲は広いです。
肩や腰のどの部分に症状があるかによって、流れている経絡は変わります。

どの経絡の変動か

肩こりであれば肺経腰痛であれば肝経や腎経の変動を まずは注意深く観察します。
しかし、実際は肩も腰もどの部分に症状が出ているかによって 巡っている経絡は違ってきます。
そして 相剋関係の考え方も必要になるので 結果的に体全体を診る必要があるわけです
特に肩こりが悪化すると、頭痛まで出てくる方のように他の症状も伴ってくる場合は、お体全体を診る必要性が増してきます。

他にも、例えば肺経の変動による肩こりなのであれば 肌が弱い(かぶれやすい、乾燥肌)慢性的な鼻炎・呼吸器疾患があるなど、 肩こりとは直接関係ないでしょ? と思うような症状も東洋医学的には深く関係してきます
ですので例え肩の症状であってもまずは足にある経穴(ツボ)を 使う事もありますし、腰の症状であっても手の経穴(ツボ)を使う事も多々あります。

随証療法について

 

鍼灸の選択肢を

長年肩こり腰痛で悩まされている方は、マッサージや整体を受けても良くならず「これが普通」と思われている方もいらっしゃいます。
気になっていない程度のものであれば良いのですが、辛い時は痛み止めや湿布を貼って誤魔化しているのであれば、それはお体にとって負担になります。
お体全体を東洋医学的に診ると、今までとは違った答えが出てくる事もございます
まずはお気軽にご相談下さい。