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東洋医学を身近に感じて

『自然』と『人』

東洋医学にどのようなイメージをお持ちですか?
科学的な根拠を求める人にとっては
もしかしたら胡散臭いと感じるかも知れません。
ですが、皆さんは日常の中で
「数値化」や「言語化」出来ない所で
『心地よさ』や『不快感』を感じているはずです。
東洋医学は何千年もの時間をかけて
『自然』と『人』と向き合ってきました。
言語化出来ない部分を汲み取って
健康に導ける理論が
東洋医学にはあるのです。

東洋医学の視点とは

陰陽論

「朝と夜」「寒さと暑さ」「内と外」「上と下」等々。自然界のすべての事象を「陰と陽」に分けて考えます。お互いに反対の性質ですが、どちらか一方だけが存在することはなく、常に釣り合いを取っています。

五行論

自然界のすべての要素を五つに分けて考え、相生・相剋の関係を元にお互いに釣り合いを保っています。自然界でこの釣り合いが大きく乱れる時に、大災害という形で現れます。

陰陽五行の調和

陰陽論、五行論を『人』に当てはめて考えるのが東洋医学の基本的な部分です。陰陽五行の釣り合いが正しくとれていれば、本来持っている自然治癒力(生命力)がしっかり働いており、健康で元気な状態です。

『気』と『血』

難しく考えなくて大丈夫です。『気』とは、目に見えないエネルギーと思って下さい。それに対して『血』は形のあるものと思って下さい。陰陽論で考えると、『気』が「陽の性質」をもっており、『血』が「陰の性質」を持っています。

『経絡』と『経穴(ツボ)』

経絡は全身を隈なく巡っていて、その経絡に沿って『気』と『血』が流れています。「陽の性質」を持っている『気』が経絡の外側を流れて、「陰の性質」を持っている『血』が経絡の内側を流れています。『経穴(ツボ)』と呼ばれる場所は、気血が出入りしている所です。

『心』と『身体』

陰陽で表せば、『心』は「陽」です。目に見えないですが、存在は感じ取る事が出来ます。『身体』は「陰」です。形として捉えられます。心と身体の調和も、東洋医学の視点ではとても大切な事です。これを心身一如と言います。

この陰陽五行の釣り合いが取れていれば
心と身体も元気に過ごせます。
ご自分で不調を感じ取り
整える事が出来る方もいらっしゃいます。

ところが情報過多の現代です。
様々な新しい健康法や
現代医学においての「健康の基準」や「数値」
『気』を使う場面も増えていると思います。
最新の情報に振り回されずに
自分が自分らしく元気に過ごす為に
令和の時代だからこそ
東洋医学の視点がとても大切です。

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