健康のバロメーター

食欲・お通じ・睡眠のお悩み

食欲・お通じ・睡眠
これらはどんな症状で来院された方にもお聞きしている事です。
どれも普段生活する上でとても大切なものです。
多少体の調子が悪くても、これら三つがしっかりしていれば大抵の場合は勝手に治ってくれます。
しかし裏を返せば、これら三つが適切な状態で整っていないと、些細なストレスに体が負けてしまう事もございます。
自然治癒力と密接な関係のある要素です。

食欲のお悩み

自分に合った食欲へ

食欲の変化を感じ取る

食欲は、お通じ以上に基準を決めるのが難しいです。人によって一日一食の方もいれば一日三食以上摂る方もいます。体に不調なく過ごせていれば食欲も体に合ったものが出るはずです。お悩みの症状が出た時に、普段の食欲と比較しどのような変化をしてるかが重要です。

食欲の増減

食欲がなくなると体の不調を実感すると思います。胃のムカムカ、吐き気などわかりやすいものから、ただ「食べたくない」「お腹が減るけど食べられない」というものまであります。食欲が急激に増している時もお体に問題がもあります。特に大量に食べても満足感が得られない食欲の出方は注意が必要です。

五味

味の好みの変化もお体の状態を知る上で重要になります。妊婦さんが酸っぱい物が欲しくなるというのはよく聞くお話です。急に辛い物が好きになったり甘い物が止まらなくなったりします。逆に体が受け付けなくなる事もあります。味は五行に分類出来ます。味の好みの変化が出ている時はお体にも変化が起こっています。

お通じのお悩み

毎日スッキリお通じへ

お通じの変化を感じ取る

一般的にはバナナ状のものが1日に1~2回出るのが良い状態と言われています。それが前日に食べた物の影響や重要なイベント・仕事などのストレスで多少緩くなったり、硬くなったりするのは問題ありません。しかし数週間から数か月と長期化している場合は問題視したほうが良いです。お体に変化が起こっているはずです。

気になるかどうか

根本的な体質の問題もあるので、以前からお通じは緩めが多い、固めが多いという場合は出てきます。ポイントになるのは気になっているのかというところです。治療をしていく上で正常になっていく事もあるのですが、今のお体の状態を診ていく上では気になっているのかどうかは重要なポイントです。

後回しにされがち

お通じ以外にも複数のお悩みがある場合、「薬を飲めばとりあえず大丈夫」と後回しにされがちなのもお通じです。気になっていたはずなのに「気にしないようにする」のはお体全体に大きな負担をかけます。気が付くと、薬を飲まなければお通じが来ないのが当たり前のようになってしまいます。

睡眠のお悩み

朝までぐっすり眠れる体へ

睡眠の変化を感じ取る

睡眠も生活リズムによって大きく違います。睡眠の良し悪しを決める目安を1つ決めるとしたら、朝起きた時の疲労感かなと思います。多少寝つきが悪くても、夢を見ていて眠りが浅く感じても、朝起きた時にスッキリしていれば概ね良い睡眠は取れていると思って良いのではないでしょうか。

寝付きが悪くなる

普段は横になればすぐに眠れていたのに、ある時から急に寝付きが悪くなる。こういった時にはお体に変動が現れています。寝つきの悪さは脾経、もしくは肺経の変動によって起こる事が多いです。特に寝る前に考え事をしてしまったり、明日の事が気になってしまう方に多い印象を受けます。

眠りが浅く、夢を見る

朝までぐっすり深い睡眠を取れていたのに、夢を見ていて寝た気がしなくなった時も同様です。夢を見たり、眠りが浅いのは東洋医学では肝や腎の変動と考えられます。特に夜中にトイレに起きるようになったり、少しの物音で起きてしまう時は肝や腎の変動がある可能性が高いです。

未病治

未病とは

検査で明らかな異常がなく、明らかな症状も無いが、少し調子の悪い状態で、病気になる前段階の、心身の微妙な変化を指します。普段何気なく感じるお体の不快感、違和感の事を指していると思って下さい。これがまさに食欲・お通じ・睡眠で感じ取りやすいのです。

主観が大事

未病の状態、つまり体が何となく不調な時こそ、自分の体の状態を言語化するのは非常に難しいです。明確な症状があっても現代医学の視点で診て数値や画像に異常がなければ問題なしになりますが、東洋医学の視点では主観がとても大事です。何となく不調という事を訴えて下さい。

抽象的な症状を具体的に

例えば「お腹が何となく調子が悪い」「体のあちこちがだるい」といったようなハッキリしない症状でも、食欲・お通じ・睡眠の変化を捉えられれば、どの経絡の変動が起こっているのかわかる事が出来ます。そしてそのまま治療に繋げる事が出来ます。

健康の維持増進に

つまり、食欲・お通じ・睡眠の調子を整えるという事は、そのまま「未病治」に繋がります。どうしても「症状」や「病名」に意識は行きがちですが、みなさんの日々の健康を考えた時に、東洋医学の視点は重要です。健康の維持増進に、定期的な鍼灸治療は効果的です。

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