当院は2019年4月23日に
「はり灸専門院」としてリニューアルしました。
皆さん鍼灸に馴染みはありますか?
鍼灸と言っても実はやり方は様々あります。
鍼灸接骨院などで行われるマッサージの併用や
電気針といった西洋医学的な鍼灸が多い中で
当院は【はり灸専門】に拘っています
世間のはり灸に対するイメージ
当院が開業した当初は「鍼灸接骨院」でした。
柔道整復師という資格を持っていたからです。
何百万もかけて取った資格です。
使わなければ勿体無いと思っていました。
しかし今では
柔道整復師の資格は一切使っておりません。
「接骨院のおまけで鍼も打ってもらえる」
という世間の方のイメージが強い事を
肌で感じたからです。
鍼灸接骨院という形で開業したものの
中身はほぼ鍼灸院でした。
外傷(捻挫や打撲など)の方以外は
東洋医学に基づいた鍼灸をしていました。
しかし来院される方の中には
他の鍼灸接骨院と同じように
「鍼に電気を流してもらいたい」
「強い刺激の鍼をしてもらいたい」
というお声を頂く事もありました。
東洋医学に基づいた鍼灸術は
筋肉のコリや痛みのある所に刺激を与えて
緩和させるものではありません。
この誤解を解く為に
接骨院の看板を降ろしました。
はり灸専門の方が良い理由
マッサージや整体の併用の方が
より効果が大きいと思われがちなのですが
私はそうは思いません。
折角整った気血の状態が
マッサージをする事で乱れる事もあります。
マッサージで症状が緩和しても
気血の変動が整わなければすぐに戻ります。
マッサージを否定しているわけではありません。
いい所取りは出来ないという私の考えです。
脈を診ながら鍼をする経絡治療を正しく行うには
【はり灸専門】にする必要があるのです。
日本の伝統鍼灸を伝えたい
伝統鍼灸とは言っても
流派がいくつも存在しています。
その中で私は縁があり
「東洋はり医学会」に所属しています。
たくさんの先輩方が
「皆さんの健康の為」
「この素晴らしい技術を後世に残す為」
忙しい中、勉強会に参加しています。
私はまだまだ若輩者ではございますが
先輩方と一緒に勉強会に参加し
手から手への指導を受け
伝統鍼灸を伝えられる立場になる為
「はり灸専門」に拘り
常日頃勉強をしております。
はり灸専門の選択肢を
鍼灸の形として
「美容に特化したもの」
「整体やマッサージと組み合わせたもの」
「西洋医学的なもの」
などあっても良いと思います。
目を惹く広告、SNSの投稿、テレビでの紹介
様々あります。
しかし
日本の本来の鍼灸術は
派手な事はせず地域に根付いて
皆さんの健康にそっと寄り添うものです。
当院に限らず
【はり灸専門】の鍼灸院を
是非ご利用してみて下さい。
1985年10月22日生まれ
はり師 きゅう師
はり師 登録番号 171747号
きゅう師 登録番号 171454号
所属
一般社団法人 東洋はり医学会
本部会員 渋谷支部所属
せんねん灸セルフケアサポーター